みんなも知ってるNYのフリーマガジン「FRANK151」が、日本編集になって登場。日本大リプレゼン。僕も参加してます。次回は3月に配布予定。。
CROWN JUGGLAZ@yokohama bayhall dec 30 2011
おとといアップされた。見出しとか、ちょっと煽ってるとこあるけど、 真面目なインタビュー。しかも文化欄。僕も真面目に答えた。日本語版です。
1 小澤マリア、蒼井空など有名なAV女優を撮影したことありますが、先生の目から見ると、彼女たちは普通の女の子と違うところってありますか?
彼女たちは、今日本に住んでいる女の子なら誰でも持っている心のある部分を極端に肥大化させただけ。普段に会ってるときは、いたって普通の女の子たちです。
2 個人的にはどんな女性撮るのが好きですか?なぜ?
女の子なら誰撮ってても楽しい。理由は女の子が大好きだから。
3 帽子、HIPHOPの衣装、かわいいなイメージ、それが米原康正。強調するおしり、誘惑な表情、それはあなたがキャッチした女性の瞬間。ファッションはいつも“スピード文化”といわれ、ファッションは常に変わっていくについて先生はどう思いますか?クラシックとは何?ファッションはクラシックになれるものだと思いますか?
スケーターやサーファー、ダンサーなどなど、背景にきちんと文化があるファッションはこれからも残って行くと僕は思います。そういう歴史的な背景のあるファッションを、元々はクラシックと呼ぶのではないでしょうか? 今のただ、消費の為に高速で毎回テーマを変えて行く様なファションの流れを、僕は好ましくは思っていません。
4 自分はカメラマン?ファッション人物?どっちですか?この2つは何か関係あると思いますか?
僕は自分のことを編集者だと思っています。編集がカメラマンをやったり、ファッションについて語ったり、その他いろいろなことをしていると思って下さい。そうすると、何を僕がやろうと、それはある目的に導かれた編集作業と言う行為でつながっているのです。
5 先生の中に、情色と色情の区別とは?情色的な撮影って何を表現するつもりですか?
撮られている本人が気に入る写真が情色。本人が気に入らなくとも、男子が興奮する写真が色情。そしてそれを材料に今を表現しています。
6 作品の中、相手の反応を強調する、テーマ、技術、女性をアピールする、その中にもっとも大切なものはなんですか?
その子の持っている素の部分。
7 チェキで写真を撮るのは、日本のファッション文化などに何か関係はありますか?チェキで撮る理由を聞かせてください。
僕の写真は写真の(上手い下手的な)技術性を見せるものではなく、その場の雰囲気を見せることに重点を置いています。その為にカメラをカメラだと意識させる様なものではなく、チェキのような撮られている側がなごめるトイカメラの様なものを使っているのです。
8 チェキで撮るなんて、あまりにも技術はないじゃないの?など誰かに疑問されたことありますか?
初めにこれで女性を撮るときは、何か困難でもあったんでしょうか?どうやって一歩一歩みんなに認められたんでしょうか?
これは7の質問にもかぶるのですが、その場の雰囲気を伝えるのに「プロ的な写真」である必要性は100%ありません。逆にはっきり撮れることで消えてしまうリアリティもあるのです。だから、僕は常にその場の雰囲気を100%閉じ込めた「素人写真」であることにこだわって写真を撮っています。70年代大きなロックビジネスに挑戦したパンクロックと同様に、技術がない、は、僕にとっての褒め言葉なのです。。もちろん最初は、どのモデルにもびっくりされましたが、出て来た写真を見たらすぐ納得していました。
9 中国人がみんな先生のこと「色老头(エッチおやじ)」と呼んでますよ。もちろん冗談な意味で。中国人は陰影な人間だと思いますか? こうゆう国民性って日本とはまた違ったりしますか?日本人が情色に対しての態度を教えてください。たとえば、パブリックな場所はどんな感じで、実は内心はどんな感じとか?
いや、いいんじゃないのかな。みんな羨ましいんだもんね。「色老头(エッチおやじ)」と書かれたら「悔しかったらこんな50代になってみろ」ってよくコメントしています。最初僕のこと悪く言ってた人間も、weiboやりとりしてるうちに「これからも応援するぜ」みたいになることが多くて、それは中国には「話せばわかる」って土壌があることだと僕は解釈しています。だから僕は、中国の人たちに対して「陰影な人間」ってイメージは持っていません。ただ言葉はひどいですけどね(笑)。それより表向きは「いいですね」って言いながら、後ろ振り向いた瞬間に「何あのスケベオヤジ」とか言い出す割合が多い日本人の方がより陰影な人間なんじゃないかと、僕は思います。。
10 私が知っている1人中国のプロカメラマンがいう、欧米から見た先生の作品はアート的で、アジアから見ると情色な感じ。しかし、中国側がまた色情的な目線もあり。。。こっちでは今すごっいファンがいますが、中国のファンって情色?色情?
僕の作品は鏡の様なもので、その意見は見る側の背景を反映します。そう考えると、中国には「色情」大好きというファンが多いということになります(笑)。でも、それは僕の意見ではなく、それを見た人の意見。僕はそれを悪いとは思っていません。それも作品を好きになってもらう理由のひとつだからです。ただ、せっかく好きになったんだから、僕の作品の「色情」の遥か先にある、テーマをみんなに知って欲しいと思います。
情色について
1 日本はあまり情色なアートに関しては道徳的な批判はないですよね。日本の社会背景と情色産業の発展の関係性について紹介してください。それと、先生のアートにもHELPFULな部分もあるんでしょうか?
今の日本には「道徳」というものが無くなりつつあります。お金を稼げれば何をしてもいい、という価値観が世間に蔓延しています。そのような状況を表しているのが今の「情色産業」なのではないでしょうか。「現場の文脈を使って現場を批判する」ことが僕の使命だと思っています。
2 AVなどが現れ、日本社会の形態が情色なアートの発展を推進し続けていると思います。個人情報の保護などもとても大切なのに、大量な日本社会に関する本にはよく、日本社会は情色に対してかなり寛容だと書かれてます。伝統な日本は、なぜ、その矛盾をコンパチブルできると思いますか?
やはり日本が根本的な男子社会、という部分が影響していると思います。日本には水商売や風俗そしてAVと男性だけを相手にする商売が数多く存在します。今日本にはどんな方法を使っても、結果としてお金を稼げればそれでよし、という価値観を持った企業が多く存在し、その企業はそんな女の子たちに「どんなことをやってもいいから、お金を使おう」というメッセージを発し続けています。男子社会と拝金主義、が合体した状況が今の日本なのです。それは、日本が「情色」に対して寛容なのは男子からの視線だけで、女子視線からの「情色」に対しては、必ずしもそうではないということを意味します。僕の写真のように、女子にも受ける情色、はそんな価値観の中で生きる日本の男性たちにはあまり評判が良くありません。
3 20世紀70年代から、アメリカ女権主義者のRobinという女性に呼ばれるsex warの論議を爆発した。その中には情色商品の討論が出てきて、その商品の誕生は、女性の主体性が喪失してるからだと彼女がいう。昔と今、日本の女性の社会身分も変わってきてますか?情色なビデオ(AV)を抵抗する声を聞いたことありますか?それに対して先生はどう思いますか?
日本のAVでは、女性の感情を無視した性行為が数多く見られます。これはサラリーマンの置かれた立場と一緒で、彼らサラリーマンはビデオを見ることで彼らの立場を逆転させた妄想をいだいているだけに過ぎません。彼ら自体が感情を無視されてレイプされるAVの中の女性たちのような存在なのです。
4 日本の情色的なアートを成長する環境や歴史など、中国、西洋との違いってありますか?
日本では局部を見せることは法律違反だけど、それさえ見せなければ何をしてもいい、という不思議な法律が存在します。そこからモザイクという新しい表現方法が生まれました。なぜその行為に至ったのか? という意味を考えるより、意味なんてどうでもいいからとりあえず見えてるものは全部隠せ、それが美徳だ、という日本の価値観を僕は少しもいいとは思っていませんが、他の国とはあまりにも違うその価値観は日本という国を表現する時に、いちばん的確な方法になり得ます。
5 想像してください。もし先生最初の一歩が中国だとしたら、やはり日本のほうが順調ですか?
僕が東京を作品を作る場所として選んだのは、そこに住んでるから。もし最初に中国に住んでいたらそこを作品を作る場所として選んでいるはずです。
6 情色マーケティングの細かさ、たくさんのジャンルを持つのは日本現代社会の現状。その一方、中国人の伝統、政府や政治が性に対する干渉、国民が意志的に性欲を抑えたりなど、それも中国社会のキーである。中国人の性観念について先生どう思いますか?性が中国社会にどの位置にあるのか?先生の作品が中国で発表されたとき、どんな声を聞いたんでしょうか?
自分の頭の中を作品として表現して行く、という行為は人間の自由を表現します。それはジャンルの多さに比例するものではありません。weiboを見る限り、性に関してのどん欲さは日本人よりも強いものを感じます。僕の作品を見たときわき起こった歓声は、ある種新しいタイプの自由を手にしたときのそれだったのではないでしょうか!?